こげパパ雑記

アラ還おじさんの雑記です。思いついたことを書きなぐります。

ラジオのこと~その1

先日チラッと書きましたが、わたしどちらかと言うとラジオ派です。「どちらか」と言ったのは、家にいる時テレビをつけずにラジオばかり聴いている、というほどゴリゴリのリスナーではないからです。それでも、ひとりで車に乗っている時はほぼほぼラジオをつけています。家では、あとでまた書きますが自分専用のラジオで寝る前・寝ている時に聴いています。

 

ラジオを聴き始めたのは小学校5年の時。父親のおさがりのトランジスタラジオ(SONY)でした。5年生のある時風邪で学校を休み、一日中枕元にラジオを置いて聴いてた記憶があります。やがて、深夜にも放送している番組があることを知り、「オールナイトニッポン」や「パックインミュージック」を聴くようになりました。その頃はもっぱらAMしか聴いていませんでした。(北海道は当時FMはNHK1局でしたし、音楽にはまる前だったので)

6年生になると私の中で音楽に対しての興味が爆発的に拡大します。それまでいわゆる「歌謡曲」しか聞いていなかったのが、洋楽やクラシックを聴くようになります。ちょうどその頃、ねだってねだってやっとラジカセを買ってもらい、さらにラジオ熱に拍車がかかります。今度はオンタイムで聴くだけでなく「録音できる」わけで、エアチェックに目覚めお気に入りの番組を片っ端から録音していく生活が始まります。これは、途中でラジカセこそ新機種に変わりましたが高3まで続くことになります。

 

私の中では、AMとFMは違う楽しみ方としてとらえています。FMは純粋に音楽を聴くため(まれにニュースを聞いたりはしますが)、AMは音楽というより「ラジオを聴く」ためです。AMは例えば文化放送ニッポン放送などの中波を聴くのが主ですが、短波も聴きます。実は最初にラジオに興味を持ったきっかけは、ラジオをチューニングしている時に聞こえてきた中国や韓国、ロシアなどからの電波でした。今考えるとその頃すでに北朝鮮の暗号放送も聞いたような気がします。また、6年生の夏にはアマチュア無線の免許を取ったので、さらに短波は身近なものとなりました。

大人になってからは、手もとにラジカセを置くということもなくなり、ラジオを聴くのはもっぱら車の中でしかなくなりました。しかし、カーラジオでは短波は聞けません。そこで短波が聞けるラジオを買おうと思い立ち、一昨年お小遣いを貯めて中国製のオールバンドラジオを手に入れました。 -つづく-